更新日:2024年10月24日 | Shoji
シロアリや羽アリを見つけたら、どうしたらいいのかな?と思うことがありますよね。
実は、羽アリが飛んでいっても、シロアリが自然にいなくなることは少ないんです。この記事では、シロアリがなぜ家に住みついてしまうのか、そして見つけたらどんな対策をすればいいのかを、わかりやすく説明しています。家を大切にするために、シロアリについて知っておきましょう。
この事実を踏まえると、シロアリ対策の重要性が浮き彫りになります。早期発見と適切な対応が、家を守るためには不可欠です。定期的な検査とプロフェッショナルによる駆除が、シロアリ被害を最小限に抑える最良の方法です。また、シロアリ予防策として、家の周囲を乾燥させて通風を良くすることや、木材に直接触れる土の部分を避ける建築方法を採用することも有効です。
シロアリの問題は放置しておくと深刻な被害を引き起こす可能性があるため、羽アリを見かけたらすぐに専門家に相談し、適切な措置を講じることが賢明です。
シロアリの自然消失にまつわる誤解
シロアリって本当に勝手にいなくなるの?シロアリは自然にいなくなってしまって、家は無事なのか?について解説します。
シロアリがいなくなると思われる理由:自然にいなくなることはない
シロアリは一度家に住みつくと、簡単にはいなくならないです。家の中の隠れた場所にいて、私たちが気づかないうちに家を傷つけていることがあります。
- 蟻道を見つけたら: 壁についている小さな土のラインがあれば、それはシロアリの通り道かもしれません。
- 活動時間をチェック: シロアリは朝から夜まで、いつでも活動しています。だから、日中見えないからといって安心してはいけません。
- 隠れ場所を知る: シロアリは暗くてじめじめした場所が好きです。家の床下や壁の中など、見えない場所にいることが多いです。
シロアリを見つけたら、その場所を専門業者に伝えてください。市販の殺虫剤では完全に駆除することはできません。家を守るために、シロアリ駆除のプロに相談しましょう。
シロアリの活動時期とピーク
シロアリは一年中活動しているので、季節に関係なく家の中で働いています。特に、暖かくなる春から夏にかけての5月から7月は、シロアリが一番活動的になる時期です。この時期になると、シロアリはもっとたくさんの木を食べたり、家の中で増えたりするので、家にとって大きな問題になります。
- 春から夏にかけてシロアリが増える
- 一年中活動するシロアリ
だから、シロアリ対策は早めに行うことが大切です。3月ごろ、まだ寒い時期からシロアリの予防や駆除を考え始めるといいです。動きが鈍くなっているうちに駆除することでほかへの被害を抑えることにもつながります。
シロアリ被害の深刻性
シロアリによる被害はどのようなものがあるのでしょうか?またそれはどの程度深刻でしょうか?
放置時のリスク
シロアリを放っておくと、家がだんだんと弱ってしまいます。木を食べるシロアリは、家の大切な部分を少しずつ食べてしまうので、家が壊れやすくなってしまいます。
- 床下の危険: 暗くてじめじめした床下はシロアリの好きな場所。ここがダメージを受けると、家がしっかり立っていられなくなるかもしれません。
- 水回りのリスク: 浴室や洗面所も注意が必要です。ここが傷つくと、床が抜ける恐れも。
- 家全体の強さがなくなる: 家の柱や土台が食べられると、地震が来たときに家が倒れやすくなります。実は、阪神淡路大震災で倒れた家の多くにシロアリの被害がありました。
シロアリによる被害は、家だけじゃなくて、私たちの体にも影響を与えることがあります。シロアリに大切な家を壊される不安から体調不良になる方も多いです。
羽アリ出現後の油断禁止
羽アリを見たことありますか?実はこれ、シロアリの一種で、新しい巣を作るために飛び出してきたシロアリなんです。羽アリを見かけたら、「シロアリが近くにいるサイン」かもしれません。だから、羽アリを見た後は、特に注意が必要です。羽アリがいなくなったからといって安心せず、専門家に相談して、お家をチェックしてもらいましょう。
- 家の中に隠れているシロアリ
- 羽アリがいなくなっても安心しない
- 木を食べるシロアリの被害
シロアリ対策は、見えないところにも注意して、早めに行うことが大切です。
シロアリの来ない家とは?
シロアリが来ない家って、どんな家なのでしょう?実は、湿気が少なくて、通風が良い家はシロアリの「お気に入り」じゃありません。シロアリは湿った環境を好むので、家の中をサラサラに保つことが大切です。定期的に換気をして、湿気を外に出しましょう。そうすることで、シロアリの「お引っ越し」を防げるかもしれません。
以下、ポイントです。
- 予防施工されている家
- 新築の家は防蟻処理済み
- ひび割れには要注意
予防施工しても、時間がたつと効果が弱まるので、家のチェックは大切です。およそ5年程度で効果がなくなるのでまた施工をする必要が出てきます。
シロアリが嫌うもの
シロアリが一番嫌うのは、乾燥した場所です。湿気が少なくて、日差しがよく当たるところは、シロアリが住みにくいです。
- 日差しの当たる場所
- 乾燥している箇所
お家をシロアリから守るには、家の中を乾燥させて、日光がよく入るようにすることが大事です。北側だとなかなか日が当たらず、ジメジメが一年中続く場所があるかもしれません。乾燥状態を保つことが大切なので対策するようにしましょう。
シロアリ被害後の家の状態
シロアリに家がやられると、家がすぐ壊れるわけではないけれど、家の強さは少しずつ弱くなります。阪神・淡路大震災の時、シロアリ被害があった家は特に壊れやすかったと聞いています。
地震や台風でもろくなった家が倒壊する可能性が高くなります。特に家を支えている柱に被害がある場合は早急に対処する必要があります。
アロマによるシロアリ対策
ハッカやシナモンのようなアロマがシロアリを少し遠ざける効果があるかもしれませんが、家全体を守るには難しいです。
- アロマの成分が苦手
- 使用場所に制限あり
劇的に効果があると言うアロマはありません。ハッカも家全体に使うとなると相当な金額がかかるはずです。であれば、業者に依頼した方が安上がりになります。
被害後のリフォーム費用
シロアリ被害にあった後のリフォーム、どのくらい費用がかかるのでしょう?
シロアリ被害がひどくなると、家を直すのにたくさんお金がかかります。ちょっとした修理から、たくさんの部分を新しく工事まで多くの対処が必要になる場合があります。
- 修理や部品の交換
- 家全体を直す場合も
- 費用は5万円から100万円
シロアリがいるかもしれないな?と思ったらすぐに対処しましょう。数ヶ月でボロボロになることもあります。シロアリの食欲はかなり強いため、気をつけましょう。
まとめ:シロアリは自然にいなくなる?
シロアリについてお話しすると、これらの小さな生き物は、見えないところで家を少しずつ壊しているんです。たとえ羽アリが飛んでいっても、シロアリが自然にいなくなることはありません。シロアリは家の中の木を食べるのが大好きで、一度家に住みつくと、暗くてじめじめした場所に隠れて、ずっとそこにいます。たとえば、床下や壁の中など、私たちの目に見えない場所です。
シロアリが家にいると、家の強さが少しずつ弱くなります。家が弱くなると、ドアが開きにくくなったり、壁が変色したりすることもあります。もっと心配なのは、大きな地震が来たときに、シロアリの被害を受けた家は、壊れやすくなるかもしれないことです。実際に、過去の大きな地震では、シロアリの被害を受けていた家がたくさん壊れたんです。
でも、大丈夫です。シロアリを防ぐ方法はあります。たとえば、家を建てるときやリフォームするときに、シロアリが嫌いな乾燥した環境を作ることが大切です。また、定期的に家のチェックをして、もしシロアリのサインを見つけたら、早めにシロアリ駆除の専門家に相談することも大事です。
シロアリの問題は、早く見つけて対策すれば、大きな被害を防ぐことができます。家は私たちにとって大切な場所ですから、シロアリによって家が壊されることがないように、しっかりと対策をしましょう。
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